
プランナー時代、わたし自身の結婚式は神社で行い、その後、当時の勤務先で披露宴しました。
さらに、彼の勤務先で1.5次会を開催しました。
今回は、1.5次会の演出でこだわった点をご紹介いたします。
元プランナーであるわたしのこだわり結婚式
結婚式のテーマは不思議の国のアリスに!
1.5次会のテーマは、「不思議の国のアリス」にしました。
理由は2つあって。
- アリスの話が好き
- 演出内容をアレンジしやすい
不思議の国のアリスは意外と、演出をアレンジしやすいんです。
これからどのような演出をしたのか、ご紹介していきますね。
ペーパーアイテムは3パターン用意
不思議の国のアリスをテーマに決めて、まず取りかかった招待状。
アリスのおもしろい世界観を表現したくて、「1パターンじゃおもしろくない」と3パターン用意しました。
封筒のカラーも白ではなくピンク・ブルー・グリーンの3色を用意。
受け取ったゲストが当日持参されることを予想して、「あれ?自分のデザインと違う?」と驚いてもらえるように…と思っていた気持ちはアタリでした。
現役プランナーの友人たちにも「この手があったか!」と喜んでもらえました。
もちろん、席次表も席札も3パターン用意しました。
トランプとお菓子をたくさん飾り付け!

1.5次会の前に新婚旅行へ行っていたこともあり、旅行で訪れた場所で海外っぽいトランプとお菓子をたくさん購入。
トランプは、ウェルカムスペースだけでなく、ウェディングケーキにも装飾し、テーブル装花にもアレンジ。
トランプを見るだけでアリスの世界観を感じていただけることもあり、写真にも残しやすいアレンジとなったと思います。
お菓子もテーブルに飾り、装花のコストを下げる方法にアレンジしました。
もちろんお菓子なので、食事の合間に食べてもらっても良いし、パーティーお開き後に持ち帰ってもらってもOKとしました。
「drink me」の席札マークでサプライズ
乾杯の発声は、わたしがお世話になっているカメラマンの友人にお願いしたいと思っていました。
地元から離れた場所での1.5次会だったにもかかわらず参加してもらい、前撮りや当日の写真撮影など、たくさんのわがままを聞いてもらっていたからです。
ですが、「乾杯をお願いしたい」なんて依頼してしまっては面白みにかけると思い、全員の席札にひとこと英文を添えました。
「Thank You」、「Happy Wedding」など、結婚式らしいコメントだけでなく、「Lucky Girl」や「Big Present」といった「もしかしてわたしに何かある?」と思わせぶりなコメントも書いていました。
現役プランナーの友人たちは「これ何かあるな」とピンとくるな…と思ったのことが思わせぶりコメントの理由です。
肝心の乾杯のアタリは、「drink me」。
映画の中で「わたしを飲んで」というドリンクを飲むとアリスが大きくなったり小さくなったりすることにかけてのコメントでした。
カメラマンの友人には「何でわたしを飲んでなんやろな?くらいにしか思ってなかったわ」と気付かれていなかったようで、サプライズ大成功でした。
ゲームにも一工夫
1.5次会内でわたしが気にしていたことは、「余興を依頼しないこと」でした。
忙しい中、参加してもらうので、余興まで依頼しては負担かなと思ったのが理由です。
そこで、ゲームにも一工夫。
「聞茶(ききちゃ)」「席札のカラーで席替え」など、いくつかのゲームを用意していました。
中でも一番盛り上がったゲームは、「イントロクイズ」です。
イントロは、彼側に「Jポップマニアな同僚がいること」、わたし側に「結婚式の音響スタッフがいること」をきっかけに取り入れました。
参加者の年代も近いこともあり、学生時代に流行った曲やその時の流行曲を用意。
テーブル対抗のチーム戦でおこなったのですが、この2名が決勝戦に!
アンカーは、「ウサギの耳をつけて参加」と決めていたので、ウサギ耳をつけた男性二人が白熱した戦いを見せてくれて、そのギャップに会場はおおウケ!
用意していた曲だけでは足りないかも…と思うくらいの時間で、会場のスタッフもびっくりなゲームになっていたように思います。
こんな音楽マニアの友人をおもちのかたは少ないと思いますので、同じゲームではなくても、参加ゲストが得意なことをゲームに取り入れる方法もおもしろいと思います。
ぜひ1.5次会や2次会の参考にされてください。
アリスの衣装をしたかった!
本当は衣装にもこだわりたかったのですが、レンタルの兼ね合いで実現できませんでした。
わたしは青いドレスでアリスっぽく。
彼はホワイトのタキシードに赤ベスト。
時計をもって「時間がない!」と慌てている白ウサギを表現したいと思っていました。
アリスの衣装はネット通販で買うことができるので、わたしだけでも着ればよかった…と5年経ったいまでも心残りがあります。
最後に
わたしと彼の結婚は、遠距離恋愛からの結婚だったこともあり、彼からの結婚式への協力なんてものは、ほとんどありませんでした。
プランナーさんという存在さえ味方にもいなかったので、プランナーは自分。本当にひとりで準備をしていました。
ですが、それが自分の好きなようにできたという良かった点でもあります。
もしわたしと同じように「彼が協力してくれない」なんてお悩みのかたがいらっしゃったら視点を変えてみてほしいです。
自分の好きな結婚式にできるなんて、こんなステキなことはないと思いますよ!
思い出深い結婚式となりますように…。

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