せっかくの結婚式。
親族の子どもたちにも参加してもらいたいものですよね。
ただ、子ども連れゲストを招待する場合は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
今回は、わたしがプランナーを務めていたときに、確認していたポイントを中心にまとめました。
子ども連れゲストに確認しておきたいこと
子どもの年齢をしっかり確認しよう
まず、確認してほしいのが、「子どもの年齢」です。
なぜなら年齢によって準備するものが変わってくるためです。
子どもの年齢によって変わるもの

1歳と10歳では、用意する食事の内容や、ドリンクの用意が変わってきます。
たとえば、1歳の場合、乾杯用のドリンクは用意できません。
しかし、10歳のお子さまでしたらアルコール以外のドリンク(たとえばジンジャーエールなど)で用意が可能になります。
年齢で席次表への表記も変わってきます。
1歳でしたら「ちゃん・くん」で問題ないですが、中学生以上のお子さまゲストなら「ちゃん・くん」よりも「様」の表記の方がベターでしょう。
1歳なのか5歳なのかでは、会場側も準備できるものが違います。
1歳ならベビーベッドが必要かな、5歳ならベビー椅子は使用されるかな、といった風に、披露宴会場で準備するイスも年齢によって変わってきます。

19歳なのか20歳なのかでは、ドリンク類の提供が大きく異なります。
会場側も未成年にアルコール提供はできないので、注意したい項目です。
年齢によって、準備するものが違うことはおわかりいただけましたか?
スムーズに準備するためにも、事前に子どもの年齢は確認しておいてくださいね。
アレルギーがないかを確認する

子どもが参加されるときに、わたしが一番気にしていたことは、「アレルギーの有無」です。
これは子どものゲストだけにいえることではありませんが、比較的、子どもの方が「アレルギー有」の傾向にありました。
7大アレルゲンとされる、「卵・小麦・牛乳・そば・落花生・エビ・カ二」には注意された方が良いでしょう。
卵や小麦、牛乳はもちろんのこと、披露宴の食事には、お祝い事として「エビやカ二」を使用することも多いです。
さらに、「キウイ・バナナ・イチゴ」などの果物も使用頻度の高い食品であることに加え、アレルギーの項目に該当する食品でもあるので、注意が必要です。
- 生食はダメだが、完全に火が通ればOK
- 成分が入っていてもダメ
- その食品が除去されていたら問題ない
など、アレルギーの状態もゲストによってさまざまです。
お子さまに確認することは難しいかもしれないので、親御さまに確認しましょう。
食べさせてはいない食品がある場合も
お子さまの年齢によっては、まだ「食べさせていない」食品もあるかもしれません。
たとえば、離乳食の真っ最中で「卵はまだ食べさせたことがない」などです。
卵はパンに使用されることもありますので、「このパンは卵なしです」とスタッフから伝えてもらうなど、食事を提供する際にも注意いただくこともできるかもしれません。
こういった小さな配慮かゲストにとってはとても高評価なポイントとなり得ますよ。
1歳未満のお子さまゲストがいらっしゃる場合、アレルギーと一緒に「まだ食べていない食品はある?」ということも確認できれば、結婚式の準備も上級者といえるでしょう!
アレルギーが多いと、対応できない場合も
あまりにもアレルギーが多い場合は、会場側でも食事の用意ができない可能性があります。
できるだけゲストに持参してもらわず済むように配慮することも大切ですが、アレルギーは命に関わる問題です。
会場側で用意ができない場合は、ゲストに事情を話し、どう対応するのかも考えて行く必要があります。
会場側で用意してもらえるグッズを確認する

会場側にも確認したい事項があります。
それは、「どのようなグッズを用意してもらえるのか」ということです。
多くの会場では、ベビーチェアやベビーベッドの用意があります。
用意してもらえるのかを確認しましょう。
ベビーチェアもテーブル付きのもの、そうでないものの2種類があります。
どのような形状になっているのかも確認しておくと良いです。
おむつ交換用のベッドや授乳室があるのかもゲストにとって知りたい情報です。設備として用意があるのかを確認しておきましょう。
まとめ
- 子どもの年齢
- アレルギー
- 会場側で用意してもらえるグッズ
小さなお子さまも大切なゲストのひとりです。
事前に確認しておくことで準備がスムーズに進みますので、調べておくことをおすすめします。
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