
大切な友人が結婚し、余興をお願いされたかたも多いのではないでしょうか?
余興を頼まれると、「友だちの結婚式に失敗しちゃったらどうしよう」と不安ですよね。
でも、安心してください。
余興は事前確認をしておけば、失敗しにくいものです。
このページでは、元プランナーのわたしが、余興の準備で確認しておきたいことをご紹介します。
まずは、余興の内容を決めよう
余興で一番大切なことは、内容を決めることです。
- ムービーを上映する
- ダンスを披露する
- 歌を披露する
- ゲームを企画する
ムービーを上映する場合
ムービーの余興は、事前に用意することができ、当日は落ち着いていられるメリットがあります。
制作の手間はかかっても当日のハラハラ感が少ないことから人気の演出ですね。
ですが、ここで注意しなければならないがあります。
それは「同じ披露宴の中にムービー系がどのくらい用意されているか」です。
最近の披露宴では、確実にムービー系の演出は取り入れられます。
新郎新婦が用意されるプロフィールやエンドロールといったムービーはもちろん、相手方の余興もムービーに決まっている場合も考えられます。
会場内が暗転(映画館のように暗い状態)が続くことで、明かりがついている時間が短くなってしまい、結果どのムービーも引き立たない…なんてことも。
ムービー余興を検討されている場合は、念のため、どのようなムービーの予定があるのか、担当プランナーさんに確認しておきましょう。
ダンスの余興をする場合
流行のダンスを取り入れるのであれば、相手方とかぶってしまう可能性も否定できません。
また同じアーティストの曲という可能性もありますから、事前にプランナーさんに確認しておきましょう。
- 手品
- クイズ
- 二人の思い出を劇風で紹介する
- コントや漫才
- ペープサート(人形劇)
- ご当地ヒーローが登場する
- 新郎新婦あてクイズ
- 取扱説明書の制作、披露
- 幼い頃の写真を当てるクイズ
リハーサルが必要な場合もあので、プランナーさんも巻き込んで準備を進めていったほうが安心です。
次に、テイストはどうするのか決めよう
次に考えることは、「どのようなテイストでおこなうのか」です。
ムービーなら、感動系やおもしろ系が一般的ですが、「うわ!」と驚いてもらうような手の込んだ内容を企画されることもあります。
ほかにも、サプライズで披露宴には出席しない友人を登場させたり、二人の思い出の場所を巡ったり、学校でも撮影をしたりと、バリエーションはさまざま。
どのテイストが二人が喜びそうなのか、検討しましょう。
ダンス余興にしても同じです。
流行のダンスを完全にコピーしたり、衣装にもこだわって披露されることが多かったです。
HIPHOPダンスやフラダンスなど、そのグループでしかできないような内容を披露するのも、パフォーマンス性が高くあっと驚く余興となりますね。
自分たちができるようなテイストはどのようなものなのか、余興グループで確認することをオススメします。
準備ができたら、必ずリハーサルを!
プランナー時代、余興担当者にオススメしていたことは、「余興のリハーサル」です。
事前に確認できることで、皆さんの安心感も変わってきます。
ムービーは、会場で上映することで修正点に気づいたり、もう少し工夫する点が見えてきたり。
ダンス余興は、当日使用できるスペースがわかり、立ち位置を変えたり、間隔を取ったり縮めたりする手直しが可能です。
せっかく準備した余興ですから、当日によりよい披露となるように最後のチェックをリハーサルでしてくださいね。
式場によっては、時間帯の指定があるので、ギリギリに設定するのではなく、早めに準備を進めて内容を仕上げておきましょう。
余興のまとめ
実際、わたしがプランナーをしていたとき。
確認不足で、新郎側・新婦側の両方がAKBのダンスを披露してしまったことがあります。
同じ内容を二度披露しても、両者が残念な思いをしてしまう…と思い、新郎側・新婦側一緒にダンスを披露していただきました。
新郎新婦さまは「いつ一緒に練習していたの!」と、驚かれていて結果オーライでしたが、わたしにとってはとてもヒヤヒヤだった苦い思い出です。
このようなトラブルを避けるためにも、事前に余興内容や曲も確認しておきましょう。
皆さまにとっても新郎新婦さまにとっても、思い出深い演出となりますよう、頑張ってくださいね!
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