
わたしたちの結婚式では、自分たちの付き合ったきっかけやお付き合い中に起こった出来事をゲストに伝えるため、オリジナルの絵本を作りました。
結婚式でお披露目する絵本を作ってみたいという方がいらしたら、作リ方やポイントをぜひ参考にしてみてくだいね。
オリジナル絵本を作ったきっかけ
自然な形でなれ初めを伝えたい
まず、わたしたち夫婦ではこの絵本のことを「なれ初め絵本」と呼んでいるので、これ以降はわたしたちの呼び方で書かせていただきますね。
このなれ初め絵本を作ったきっかけは、自分たちのことを口頭でお話をするのは少し恥ずかしいという思いがあったからです。
言葉として伝えるだけではなく、目でも見てもらえると、きっとよりわかりやすいのではないかな、と考えました。
時間や手間のかかる絵本作りに決める
とはいえ、すぐになれ初め絵本にしようと決まったわけではありません。
いわゆるプロフィールビデオのようなものを作成するのも楽しいかもしれないと候補に挙がったのですが、すでに入籍して子どももいたこともあり、なるべく時間や手間のかかるものは避けようという結論に・・・。
そういった経緯もあり、次の候補に挙がったのが、絵とわたしたちのなれ初めをマッチングさせた、絵本でした。

わたしが元々絵を描くことが好きだったこと、さらに子どもの参列者もいたため、子どもの機嫌が悪くなってしまったときにも役に立つかもしれないと思い、そのまま製作することを決心しました。
オリジナル絵本の作り方

準備した材料と作り方をご説明します。
無印良品の絵本
- ウェディング仕様のシール
- 下書き用の黒い鉛筆・消しゴム
- 色鉛筆
- ピンクの綿
- 赤い紐
絵本制作にかかった費用は、400円程度。
わたしたちがこのなれ初め絵本を作るにあたって購入したものはたった2つだけです。
1つは、無印良品で販売している白紙の絵本。
大きいサイズもあるのですが、手になじんで持ちやすい小さいサイズをチョイスしました。
ページ数は、12P。1ページあたりの大きさは、130mm×130mmです。
2つは、表紙を開いた一枚目を彩るウェディング仕様のシール。
100円均一ショップで購入しました。
基本的には、自宅にあるものを活用しながら作ることができるのではないかと思います。
作り方
1、絵コンテの作成
まずはわたしたちの出会いから結婚式までを絵コンテにしてまとめなければいけません。
そのために必要なものは、自分たちの記憶・・・だけでは不十分でした。
お付き合いを始めた当時の写真や手紙、SNSなどの日記も確認し、できるだけ正確に紙にまとめていくことが第一行程です。
気をつけたポイント
一番初めに出会った時のこと、どんな服装でどんな話をしたか。どういうお付き合いをしていたのか、プロポーズのことについても詳しく書くようにしました。
自宅にあるコピー用紙に順を追って絵と文字を書き出し、最初に苦労したのは読みやすさです。長すぎると読みづらいし、短すぎると読み応えがない手抜きさが出るのではないかという点に悩んだ結果、文字のボリュームは3行から4行程度に。
そして、子供でも読めるようにすべてひらがなで書きました。

絵については、写真を見ながら、当時の情景を思い出しながら描いていきます。その時にいた友人や家族などもできるだけ描くように気をつけました。
どうしても結婚式というのは自分たちが主役になってしまいがちですが、わたしたちのテーマは「日ごろお世話になっているみなさんをもてなすための式」にしようと決めていたからです。
そんな思いを乗せて絵や文字を書いていき、最後は参列してくださった方へのお礼を書きました。
2、デコレーション作業
次は、ページのデコレーションをしていきます。
表紙をめくって一枚目にはウェディングっぽさを感じられるシールで華やかさを出し、次のページには二人の簡単な自己紹介を書いておきました。
気をつけたポイント
自己紹介については、結婚式当日にプロフィールビデオを流すつもりでいたのですが、事前に司会者の方と打ち合わせ、かぶらないようにプロフィールビデオとは違うことをいくつか並べました。
3、表紙の作成
最後は、表紙の作成です。
表紙は、あえて文字や絵を描くことはせず、編みもので使っていたピンクの綿と赤い紐を使うことに。
ピンクの綿ではハートをかたどってボンドでとめ、赤い紐は絵本をくるっと包むように中央部分のみのりづけをして、先端を結ぶようにしました。
文字通り、赤い糸で結ばれているというのをイメージするためです。
これで絵本作りは完成です!製作期間は、1か月かかりました。
絵本をみたゲストの反応
当日は披露宴会場の入り口付近に絵本を置いたため、たくさんの方が実際に手に取ってみてくださいました。
ゲストの方からは、「こういう絵本は初めて見た。知らないこともあったし、何だか暖かい気持ちになったよ」という声や、「プロポーズの時のことは二人とも照れて言わなかったけど、こういうエピソードがあったんだと思うと、うれしくなった。」といった、ありがたいお声をたくさんいただくことができました。
絵本作りのまとめ
製作途中、当時のことを思い出して楽しい気持ちやつらい気持ちになったこともありましたが、作ってよかったなぁと今でも思います。
今後も喧嘩をした時の仲直りをするときのアイテムとして、大活躍すること間違いなしです。
皆さんも結婚式の思いで作りにぜひいかがでしょうか?
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