結婚式の演出というと、キャンドルサービスやフラッシュモブなど華やかなものが思い浮かびますね。
しかし、あれもこれもと詰め込みすぎるとすぐに予算オーバー…。
例えば、
キャンドルサービスだとトーチの装花に数万円、フラッシュモブだとダンサーに数十万円…なんてことも。
定番の演出も実は意外とお金がかかってしまうんです。
そんな時こそあえてシンプルな演出で、ゲストの記憶に残る演出をしてみませんか?
お金をかけなくても記憶に残る演出のコツ
1.待ち時間にゲストを退屈させない
意外と長い!ウェルカムスペースの待ち時間を活用
ゲストがウェルカムスペースで過ごす時間は意外と長いもの。
とくに親交の深いお友達や、小さい子連れの親族なんかは開場と同時に受付を済ませて…という方も多いでしょう。
そんな彼らを最初におもてなしする場所がウェルカムスペース。
前撮り写真を使ったウェルカムボードを飾るかたが多いですが、相場は大体2万円前後。
ここを節約して、かつお洒落に見せるために、二人の似顔絵パネルや幼い頃の写真を飾ってみませんか?

こちらは招待状を作成する時におまけでついてきたポスターと、プロフィールムービーに使用した写真をペイントした100均のフレームに入れたもの。
材料費はフレーム3つ・イーゼル・ペンキ・刷毛の計600円です。
手作り感のあるアイテムはゲストの話題にものぼりやすく、より一層式が待ち遠しくなること間違いなしです。

中座中もゲスト同士の会話がはずむ秘訣
披露宴での中座中、ゲストの皆さんがどのように過ごしているかは気になるところ。
最初から最後まで楽しく過ごしてもらえるよう、テーブルの装飾も工夫してみましょう。
ゲスト同士の会話を弾ませる秘訣は、装花のボリュームを抑えること。
装花がゴージャスすぎるとゲストの視界を塞いでしまい、隣同士でしか会話ができないことも。
テーブル全体でお喋りを楽しんでもらえるよう、装花は思い切ってボリュームダウンしてみましょう。
装花のボリュームを抑えれば自然とコストも下がります。
ここでのポイントは、コーディネートにこだわること。
実はどの式場でも花器は種類豊富に取り揃えられている上、花器の変更は無料で行えることがほとんど。
花自体は控えめでも、花器をブック型にしてアンティーク調の飾りを散りばめるなど、追加料金のかからない範囲でカスタマイズしてみましょう。
2.テーブルラウンドの要はゲストとの距離感
テーブルごとにしっかり時間を確保!
テーブルラウンドは一日の中でゲストとの距離がもっとも近づく時間。
楽しみにしているゲストも多いはずです。
慣れないドレスで大変だからといって、さっさと回りきってしまうというのは味気ありません。
テーブルごとにしっかりと時間を確保して、写真撮影だけでなくゲスト一人一人との会話も楽しみましょう。
披露宴は意外と内容が多くあっという間に時間が過ぎてしまいます。
あれもこれもと欲張ってゲストがただ見ているだけの演出を増やすより、ゲストと触れ合える演出にたっぷり時間を割く方がいいでしょう。
テーブルラウンドは一回でなくてもOK。「花嫁のドレスをもっとじっくり見たい!」というゲストも多いもの。
お色直しの前後で演出付きのものを一回、写真撮影のみのものを一回というのも喜ばれます。
見慣れない演出は印象に残りやすい
キャンドルサービスやフラッシュモブといった定番の演出も素敵ですが、オリジナリティ溢れるふたりらしい演出はきっとゲストの思い出に残るでしょう。
ベタな演出が少し気恥ずかしいという方におすすめしたいのが「果実酒作り」。
新郎新婦がガラスジャーを持ってテーブルを回り、そこへテーブルに用意されたフルーツをゲストが入れていくというもの。
最後にメインテーブルで新郎新婦がふたりでお酒を注ぎます。
ガラスジャーは持ち込みなので、ネット通販で格安のものを。
わたしの場合、フルーツは比較的安く用意してもらえたので、式場にお任せしました。
ケーキ入刀以外で新郎新婦の共同作業が見られるというのがこの演出の魅力。
シャッターチャンスが増えるのはゲストにとっても嬉しいことです。
カラフルなフルーツがテーブルを彩ることや、ゲスト自身が参加できることも盛り上がるポイントです。
3.主役はふたり!入退場は工夫を凝らして
式場と入念な打ち合わせを
披露宴最大の見せ場といえば入退場シーンですよね。
ふたりの姿を印象深く残すためには、式場選びから気合を入れてください。
無理のある演出をしようとしたら追加料金がかかってしまった、演出のために式場を変えたらキャンセル料がかかった、なんて声もちらほら。
「螺旋階段からのお色直し入場に憧れていたのに…」とか「式場の外からサプライズ入場がしたい!」なんて要望が後から出てくると困ったことになりかねません。
式場選びの際は、入退場の回数と方法をイメージしながら選んでくださいね。
演出によっては当日の気候に左右されてしまうものも。
雨天の場合はどういった方法に替わるのかなどは必ず確認して、きちんと納得してから式に臨みましょう。
エピソードのある人選
中座演出の主役は自分だけではありません。
もう一人の主役は、エスコート役を勤めてくれるゲスト。
エスコート役にだれを選ぶかによって披露宴の雰囲気もガラリと変わります。
母親ならフォーマルな印象、親友ならアットホームな印象を与えます。
自分にとっても相手にとっても、一生の思い出に残る瞬間。じっくり考えて選びましょう。
エスコート役が決まったら、司会者に相手とのエピソードを掘り下げて伝えておくことを忘れずに!
選んだ理由、その人との思い出、今後どのような関係でいたいか…など、できるだけ細かく伝えておきましょう。
司会者が新郎新婦に感情移入できるレベルまで持っていくことができれば、気持ちのこもった素晴らしい紹介文を用意してくれるはず。
新郎新婦の気持ちを代弁してくれる存在ですから、正直な気持ちを余さず伝えておいてくださいね。
まとめ
ゲスト一人一人を思い浮かべて工夫した演出や手作りアイテムがあれば、お金をかけなくても印象に残る結婚式にすることは可能です。
手間ひまはかかってしまいますが、式場にお任せしきらず、ふたりの手でステキな演出をしてみてはいかがでしょうか?


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