
結婚式は人生の一大出費イベント。
できることなら理想通りの結婚式をコスパよく叶えたいですよね。
お金の問題でカギとなるのは、プランナーさんとの関係性。
お互いにとってのメリットに着目して交渉を進めてみると、案外すんなり行くものです。
今回はそんなプランナーさんとの交渉術をご紹介します。
結婚式のお金で失敗しないポイント
1、契約は必ず持ち帰って!「本日限りの特典」に注意
ブライダルフェアに行くと必ず耳にする「本日限り」や「フェア当日限定」の言葉。
挙式料の大幅値引きやお色直しのドレスが無料になったりと、魅力的な特典に思わず契約を急いでしまうのではないでしょうか?
しかし、ここは冷静になって堪えましょう。
特典に飛びついてその場で契約してしまうと、もう後戻りできません。
次回打ち合わせの日程が決まってしまったり、期限つきで前金の入金を求められたりと、初期の段取りは考えているよりもはやく進んでいきます。
こうなってしまうと、他の式場と比較検討する余地がなくなってしまいます。
後になって、「あっちの式場の方がお得だったかも」なんて後悔する羽目になりかねません。
ポイントは見積書を一旦持ち帰ること。
勇気を出して「一旦持ち帰って考えてみます」とプランナーさんに伝えてみましょう。
特典盛りだくさんの見積書も持ち帰ってじっくり考えることで、そのプランが自分たちにとって本当にお得なのか見直すことができますよ。
「ほかの式場の方が自分たちの理想に近いけど、金額が高い」といった場合に、「実はこの式場も検討中で…」と見積書を差し出してみると、「うちならもっとお得にできますよ!」と言ってもらえることも。
条件や金額を照らし合わせて比べてみると、お金をかけるべき部分と節約すべき部分がみえてきますよ。
当日成約については、「当日成約に注意!ブライダル業界の裏事情 とは?」にも詳しく説明しています。
2、初期の打ち合わせでも遠慮せず要望を伝えよう!

初期の打ち合わせから、プランナーさんに予算とやりたいことをはっきり伝えるようにしましょう。
一生に一度の結婚式、誰しも「慣れ」なんてありません。
プランナーさんだって色んなお客様を相手にしてきているはずですから、「図々しいと思われないかな?」なんて遠慮せずに積極的に相談して大丈夫です。
ここで大切なのが、事前にネットやブライダル雑誌で情報収集をしておくこと。
見積書の項目やその内容、金額の相場を把握しておくと、予算内でどこまでできるのかイメージしやすいです。
プランナーさんも、できる限りおふたりの理想を叶えた式にしたいのですから、早いうちから具体的なイメージを伝えておくことはプランナーさんにとっても有り難いことです。
初期の段階からイメージを共有しておくことで、ムリな提案をされない、予算に応じた代替案を提案してもらえるといったメリットがあります。
金額が大きく変わる項目は、
- 料理
- 衣装
- 演出
- 写真・ビデオ
この4つのの重視する順番を決めておくだけでも、打ち合わせがスムーズになります。
一人一人の金額で見ると大した差はないように感じますが、ゲスト全体で考えると高額になってきます。
料理とドリンクのバランスやコースの種類を工夫してみましょう。
ドレスの着用点数や和装・新郎のお色直しの有無で数万〜数十万円単位の変動あり。
お色直しでゲストを楽しませるか、なるべく席に着いてゲストとの歓談を楽しむか、どんな雰囲気の式にしたいかで検討しましょう。
するかしないかの二択となるので、意外にも金額を大きく左右します。
こだわりの見せどころではありますが、天候などによっては思い通りにならないことも。
そういったリスクも考慮した上で検討を進めましょう。
3、プランナーさんとトラブルになってしまったときも冷静に!
打ち合わせを重ねていくうちにお互い煮詰まってしまい、プランナーさんと上手く折り合いがつかなくなってしまった…というトラブルはよくあることです。
ここでは実例を挙げて、トラブル解決の方法をご紹介します。
契約時から大幅に見積もりが変わっている!
- 契約時は一番安いコース料理だったのに、いつの間にかワンランク上のものになっている
- 見積もりにはなかった演出を、必要なものだからと後から提案された
など、二度目以降の打ち合わせで断りなく金額が上がっているというのは実際によくあるケースです。
こんな時は契約時の見積書を指して契約時のコース料金を提示する、必要な演出の説明がなく見積もりにも入っていなかったことを伝えるといった対処が必要です。
契約時に持ち帰った見積書はもちろん、打ち合わせごとに見積書を作成してもらい保管しておくようにしましょう。
予算的には厳しいけど、どうしてもやりたいことがある…
打ち合わせをする中で「一生に一度の結婚式なんだから、少しくらいワガママを聞いて欲しい」と思う場面もあるかもしれません。
そんな時は意見を押し通そうとするのではなく、「代替案を教えてもらう」のが効果的。
プランナーさんはプロですから、一つ一つの金額を変えることは難しくても、全体の金額を調整することには協力してくれます。
演出を一つ増やす代わりに装花のランクを落とす、お色直しの回数を増やす代わりにカメラは身内に任せるなど、コスト削減の出来そうな部分を提案してれるはずです。
まとめ:お金で失敗しないためにはプランナーさんとの関係性が大切!
ブライダルフェアから式が終わるまで、プランナーさんとは長いお付き合いになります。
今回紹介した「結婚式のお金で失敗しないポイント」もプランナーさんと大きく関係していますよね。
- 契約は必ず持ち帰って!「本日限りの特典」に注意
- 初期の打ち合わせでも遠慮せず要望を伝えよう!
- プランナーさんとトラブルになってしまったときも冷静に!
ときにはプランナーさんと揉めることもあるかもしれませんが、お互いに目指しているゴールは「結婚式」です。
そのことを忘れずに、一緒にプランナーさんと二人三脚で理想の結婚式を叶えましょう!

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