この記事は「結婚式にどのような節約をしたらいいのか悩んでいる」かたに向けて書いています。
2015年に結婚式を挙げた、ユキコです
わたしたちも結婚が決まり、最初は「自分たちの予算で結婚式はできるのかな?」と、とても心配したものです。
実際、【見積もりに+100万円】なんてことは、珍しい話ではありません。
しかしわたしたちは予算を守り、満足のいく結婚式を行うことができました。
「結婚式が終わったあとに、こんなに出費する予定じゃなかった!」とならないためにも、わたしたちが実践した結婚式の節約術を余すことなくご紹介します。
結婚式の節約は、式場の予約前から始まっている
最初の節約術です。
まずは会場を決めるために、式場を見学しますよね。その時に、ポイントが1つあります。
それはブライダルフェアをうまく利用することです。
ブライダルフェアに参加することで、割引・特典を受けることができます。
また、ブライダルフェアを予約することで、4〜8万円の商品券をプレゼントしているサイトもあります。
- マイナビウエディング
(8万円)
- ハナユメ(最大4万円)
- ゼクシィ
(最大4万円)
せっかく式場をまわるなら、上記のサイトを利用して商品券をもらいましょう。
結婚式の準備中はいろんなアイテムを買わなければいけないので、商品券が役立つ時がやってきますよ。
【裏ワザ】ブライダルフェアは式場予約サイトを経由するだけで5万円もらえる!
結婚式の日取りで節約しよう
まず簡単にできる節約方法は、「結婚式の日程」です。
結婚式場は人気のある日であればあるほど、価格が上がる傾向にあります。
反対に、みんなが結婚式を挙げたがらないような日程・時間帯であればそれだけ埋まりにくく、式場は値引きせざるを得ません。
- 平日
- 夕方
- 仏滅
- 真冬・真夏
- 結婚式まで半年をきっている
わたしの場合は、次の日が休みではない「祝日」に行うことで、費用を安くしてもらうことができました!
人気の土曜日に比べて、30〜40万円ほど価格が安くなった覚えがあります。

「当日成約」に惑わされないで!
式場の見学に行くと、「今日決めれば、これだけ値引きしますよ」と甘い言葉で契約を急かしてきます。
そんなときは注意が必要です。
最初の会場で決めてしまわず、ほかと比較してから式場選びをした方が失敗しにくいものです。
また「今日限定の割引」とはいえ、お願いすれば、数日考える猶予を伸ばしてくれる場合も。実際、わたしも頼んで、返事する日を伸ばしてもらった経験があります。
焦って決めず、しっかり他の会場と比較してから決めるようにしましょう。

式場をまわる順番についても考える
「当日成約」で式場側は契約させてこようとするので、考え方によっては、式場をまわる順番をあらかじめ決めておくことで、うまくかわすことができます。
それは優先度が高くない式場からまわることです。
まだ見たい会場が控えているから、「ここで決めないでもう少し見てから考えよう」と思いとどまることができます。プランナーさんにも、「まだ見てみたい会場があるので、もう少し待ってください」と伝えてみるのも手です。
また、価格帯が安い式場に先に行き、「この式場ではこれだけ値引きしてもらえました」と伝えることで、値引きを頑張ってくれることもあります。
値引き交渉は必ず契約前に行うこと!
結婚式を挙げたい式場が決まった場合は、値引き交渉をしてみましょう。
式場が値引きしてくれるのは、「契約前」だけです。
一度契約してしまうとなかなか値引きしてくれないものなので、契約前に「値引き交渉できるものはないか」を考えることが大切です。
- 会場費
- ドレス・タキシード代
- 料理・ドリンク代
- 持ち込み料
牧師さん・カメラマンなど、式場が手配しなければいけない人件費については値引きしにくいので、上記の項目を中心に値引きしてみるようにしましょう。
やらないことを決める
見積書はなるべくフルフル盛り込んでもらった状態で、その式場の相場感をみてみましょう。
その後、準備を進めて行く中で、「やらないこと」を決めることも大切です。
わたしの場合は、以下のことをやらないことにしました。
- カラードレスに合わせてブーケも変えること
- 派手なテーブルラウンド
なるべく自分たちにばかりお金がかかるような演出は、控えるように意識しました。
手作りアイテムを作って、費用を節約
結婚式は手作りアイテムをうまく取り入れることで、費用を大幅に抑えることができます。
わたしが手作りしたアイテムをご紹介します。
招待状

招待状は式場で頼むのをやめ、自分たちで手作りすることにしました。
最初は招待状キットを購入することも考えましたが、デザインを自分たちで行い、印刷業者のラクスルにお願いしました。
自宅で印刷するよりもキレイに仕上がり、さらに印刷する手間も省けて一石二鳥でした。
- 式場で注文する場合 500円
- キットを購入する場合 280円
- わたしたちの場合 200円
自分たちでデザインするのが難しい場合は、招待状キットの利用がおすすめです。
式場でお願いするよりも半額近く、費用を抑えることができます。平安堂ウェディングなどで、自分たちに合う招待状のキットを探してみましょう。
席次&メニュー表

席次&メニュー表も同じく、自分たちでデザインしました。
自宅でクラフト紙に印刷して、くるくると巻いたものに決めました。
こちらも手作りしたことで、節約になっています。
- 式場で注文する場合 600円
- キットを購入する場合 280円
- わたしたちの場合 5円
席札

席札は、お菓子の詰め合わせができる紙袋とともに、手作りしました。
こちらも名刺カードに名前を印刷しただけなので、費用はとても安く済んでいます。
- 式場で注文する場合 200円
- キットを購入する場合 50円
- わたしたちの場合 5円
ほかにも、ペーパーアイテムで細かく節約した方法があるので、より詳しい内容は「ペーパーアイテムを格安で作る節約術」よりご確認ください。
またわたしたちが手作りしたアイテムはこちらからご確認いただけます。
挙式でできる節約術
挙式はスタイルによっても、料金が変わってきます。
- 神前式
- 教会式
- 人前式
神前式が一番高く、人前式が一番安くなっています。
わたしたちの場合は、教会式にも憧れつつも、「自分たちのオリジナルの結婚式がしたい」という思いが強かったので、人前式にしました。
その結果、牧師さん・聖歌隊などの費用がかからずに済み、教会式に比べて7万円の節約に!

それぞれの兄弟に誓いの言葉を読み上げてもらい、思い出深い挙式となりました。

ドレス・タキシードも節約できる
出してくるドレスに惑わされない

「ドレスはレンタルして持ち込みにした方が安いのかな?」と思いましたが、わたしたちの場合は、式場で借りた方が安く済むことがわかりました。
わたしたちが行った節約術は、「この中で安いドレスを見せてください」と言ったことです。
それまで見せてもらっていたドレスは25万円前後のものばかり。た、高い・・・!
そこで、「安いドレスはどれだろう?」と思って聞いてみたところ、出してもらったのが14万円のドレスでした。
こちらのドレスが気に入り、一気に10万円近い節約に!
契約時にドレスの割引特典をつけてもらっていたこともあり、ウェディングドレスとカラードレス合わせて23万円の負担で済みました。(タキシードも割引内で選んだので、実質無料でした)
- ウェディングドレス:14万円 → 5万円
- カラードレス:27万円 → 18万円
ウェディングドレスはネット上で格安で売っているお店も多いので、式場でレンタルするのではなく、購入もしくはレンタルして持ち込む方法もあります。
合わせて検討してみてくださいね。

二次会のドレスはメルカリから購入

二次会用のドレスは、また別途レンタル料金が発生する場合があります。
わたしたちの会場では、別の会場で二次会をやる場合は1着15万円の追加料金がかかるという話でした。
そこで、二次会用のドレスは購入することに!
フリマアプリ「メルカリ」で探してみたところ、ドレスもタキシードも1万円で希望するものが見つかりました。
ほかにもブライダルインナーや手作りアイテムなど、ウェディングアイテムをたくさん売っているので、一度のぞいてみると、掘り出し物が見つかりますよ。

演出もなるべく工夫して費用を抑えた
結婚式は衣装やアイテムだけでなく、演出にもお金がかかってきます。
そこでわたしたちが費用を抑えるために行った演出は、2つあります。
フラワーシャワーとバブルシャワーを合わせる

フラワーシャワーは1人あたり約300円。ゲスト80名であれば2万4,000円かかる計算になります。
そこで、わたしたちはフラワーシャワーの値段を下げるために、バブルシャワーと組み合わせることにしました。
バブルシャワーであれば1人あたり170円程度。フラワーシャワーだけのときに比べ、1万円安くなります。
バブルシャワーは、シャボン玉がしばらくゆらゆら飛んでいるので、写真映えもして、当日はキレイでした。
ほかにも、フラワーシャワーを持ち込む・造花で対応するなど節約術はありますので、フラワーシャワーの節約方法をご参考にしてみてくださいね。
テーブルラウンドはフォトラウンドに

お色直し後の再入場のときに、各テーブルをまわる演出があります。これをテーブルラウンドといいます。
このテーブルランドでは、キャンドルセレモニーやルミネファンタジア(化学発酵液を使った演出)を行われることが多いですが、正直、値段が高いのです・・・。
そこで、わたしたちはフォトプロプスを手作りして、写真撮影してまわる「テーブルフォト」にしました。
テーブルフォトであれば特にフォトプロプス以外に費用がかかることもありませんし、ゲストと一緒に写真も撮影できるので、オススメです。

持ち込めるものは持ち込む
結婚式場によって持ち込みOKのものは変わってきます。
もし追加料金がかからないのであれば、持ち込みした方が安いです。
- ブーケトス用のブーケ
- 引き出物用の紙袋
- 二次会のドレス・タキシード
自分で手配しなければならない手間はありますが、式場の料金は割高になっているので、時間がある方は持ち込むようにしましょう。
ホテル予約はインターネットを活用
結婚式場の提携ホテルは、割引が効くものの、費用がそこまで安くありません。
自分たちが宿泊するホテルや、遠方のゲスト用のホテルは自分たちでインターネットで予約することをオススメします。
- Booking.com
(最安値がいっぱい!)
- 楽天トラベル
(楽天ポイントが貯まる)
じゃらん(Pontaポイントが2%貯まる)
わたしは使い勝手がよく、料金が一番安かった「Booking.com」ですべて予約しました。
- ホテルの掲載が多い。世界最大の宿泊予約サイト
- 口コミが豊富!ホテル選びの失敗が少ない
- キャンセル無料の客室がある
- 地図からホテルを探せる

いつもの金銭感覚を忘れずに!
結婚式の準備をしていると、ついつい金銭感覚が麻痺しがちです。
というのも、費用が万、十万単位で変動していくので、「少しくらい上がってもいいか」と考えてしまいがちだからなのです。
でも、いつもは一万円の価格差って大きいですよね?
この感覚を結婚式の準備中は忘れてしまうので、ぜひお忘れなく。
いつも通りの金銭感覚で準備に取り掛かっていれば、「費用が莫大に上がってしまった」ということにはなりませんので、ご安心ください。
また費用を削る項目はゲストに関わる料理や引き出物ではなく、衣装やアイテム・演出を中心に節約するように心掛けることが大切です。
まずはブライダルフェアに参加して節約しましょう
繰り返しになりますが、まずはブライダルフェアに参加するところからが節約のはじまりです。
お気に入りの式場を見つけ、契約前にしっかり値段交渉してくださいね!
一生に一度の結婚式、満足のいく結婚式ができることを願っております。
式場選びで6万円ゲット!
いまならマイナビウェディング経由で式場を選ぶと、6万円分の電子マネーをもらえます。
「これから式場を探す」というかたはマイナビから式場見学の予約をいれておきましょう!
「どの式場で予約するとおトクなの?」と気になったので、式場予約サイトの特典を比較してみました!
1番おトクだった式場予約サイトは…?