
結婚式のアイテムとして活躍する、席次表。
ゲストの席をご案内する一冊ですが、最近は「席だけをご案内する」ものではなくなってきています。
結婚式にご参列の経験のある方は、
- 二人のプロフィールが掲載されていた!
- メニュー表も一緒に見ることができた!
という経験があるのではないでしょうか?
わたしがウェディングプランナー時代に「凝ったデザインだな」と感じた、座席表のアレンジ方法を紹介します。
「凝ったデザインだな」と感じた、座席表のアレンジ方法
席次表に日本地図!旅行の思い出を紹介

旅行が趣味だった新郎新婦。
旅行先で撮影した写真はかなりの枚数になっていたそうで、「なにかこの思い出を登場させることはできないか?」と悩んでいました。
そこでひらめいたのが、「席次表に思い出に残っている写真を掲載したページを作る」というアレンジでした。
ただ、写真を掲載するだけでは面白みがないということで。
趣味でもある旅行をヒントに、日本地図もアレンジして掲載しよう!と考えたのです。
都道府県を色分けし、日本地図をペイントしました。
- ふたりが出かけたことのある県は「黄色」
- 新郎のみ行ったことのある県は「青色」
- 新婦のみ行ったことのある県は「赤色」
地図に矢印付きで写真を掲載し、ふたりの思い出を紹介する一ページを制作。
(たとえば、京都にある清水寺での写真、沖縄の首里城での写真…など)
「こんな席次表見たことない!」とゲストも驚きの一冊に仕上がりました。
両親の馴れ初めも紹介

新郎新婦のお母様同士がたまたま高校の同級生だったおふたり。
顔合わせの時にその事実が発覚し、すぐにご両家が打ち解け、とても楽しい準備期間を過ごされていました。
そんな仲良しのご両親に向けて、「プライズで何か用意したい!」と検討されるように。
ただプレゼントを渡すだけではおもしろくないと、プレゼントの矛先に選んだのが席次表でした。
手作りの席次表に用意されたのは、両親の馴れ初めも一緒に紹介するページ。
「席次表に両親の馴れ初めが掲載されているなんて見たことない!」と、プランナーのわたしも仕上がりがとっても楽しみでした。
両親の馴れ初めは、ふたりのプロフィールページの冒頭に「おとんとおかんの結婚式」と紹介され、結婚式の写真も掲載されていました。
このアレンジにご両親は嬉しいやら恥ずかしいやら。
友人達も、「おばちゃんたちこんな結婚式だったんだ!」と今までにないアレンジに大変驚いている印象でした。
なかでも、親戚からとても好評で、「なつかしい!」と喜びでいっぱいでした。
肩書きにひと味加えて
次のアイデアは、普段の呼び名を席次表に載せることです。
新郎友人 まつやん
など、席の名前に記載する予定でした。
ただこれでは男性なのか女性なのかもわからず…。
親族や職場の方たちの反応も考えてもう少し「しっかりする」ことにしました。
幼稚園からの腐れ縁 ラジコン大好きな新郎友人
松田 一郎様
と、「その人のことがわかるような一言を付け加える」ことでした。
おもしろおかしい一言コメントには、席次表を受け取ったゲストもニッコリ。
大成功の席次表でした。
席次表のまとめ
席を案内する席次表といえど、様々なアレンジ方法があります。
手作りの席次業は時間もかかってしまいますが、節約につながることは間違いありません。
「自分たちらしさをより詰め込むこともできる」ので、ぜひオリジナルの席次表を楽しんでくださいね。

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