
結婚式のフィナーレを飾る、ご両親への花束と贈り物の贈呈場面。
感動的かつ家族の絆を確かめられる素敵なシーンであり、その演出を考えられているプレ花嫁さんもたくさんいるのではないでしょうか。
その際にご両親への感謝の気持ちを込めて、手作りの体重米を手渡してみるのはいかがですか?
このページではわたしが実際に作成した、オリジナルの体重米の作り方をご紹介します。
そもそも、体重米ってなに?
体重米とは、自分が産まれた体重分のお米であり、近年注目されている贈呈品です。
体重米を抱き抱えた時、きっとご両親は産まれた時のことを思い出してくれるでしょう。
お米は一本の稲穂から、たくさん実ることから繁栄の象徴を表したり、八十八と書いて「米」といわれるように米の漢字に含まれる「八」は下が広がることから「末広がり」という意味があり、昔から日本の行事や儀式にかかせない縁起物といわれています。
わたしが両親プレゼントに「体重米」を選んだ理由
両家の贈り物に、最初はウエイトドール(自分が生まれた時の体重をしているぬいぐるみ)を検討していました。
ウエイトドールはテディベアやキャラクター物になっていて、見た目がとても可愛いのですが、30センチくらいの大きさで、置き場に困るのではと考えました。
ぬいぐるみはホコリを被りやすく、お手入れも大変。だからといって、せっかくの記念品なので処分もしにくい・・・。
そこで、喜んでもらえる物で、置き場にも困らない記念品はないかと考えた際に思いついたものが「体重米」でした。
- お米だからどんな両親にも喜ばれる
- 置き場に困らない
- コストもお手頃
- 簡単に作成でき、結婚式までの準備期間が短い人でもOK
インターネットで体重米を販売しているサイトもいくつかありますので、チェックしてみくださいね。
わたしはせっかくなので、体重米を手作りしてみることにしました!
オリジナル体重米の作り方
では、体重米の作り方の説明をします。
- ベビー服2つ
- フェルト
- 刺繍糸かボンド
- お米
- キッチンスケール
- チャック付きのビニール袋
- ラッピングバッグ
- お好みでリボンなどの装飾品
ベビー服は、70以上のサイズのものを買うとお米との比率が合わずゴワゴワするので、50〜60の新生児サイズがおすすめです。
1、ベビー服をカスタマイズ

ベビー服をそのまま使用しても構いませんが、名前や誕生日、生まれた時の体重をフェルトでワッペンにして付けるとオリジナル感が出ます。
フェルトに文字を書き起こす際は、パソコンのword機能で文字を作成して型紙を作るときれいな文字ができますよ。
ワッペンを刺繍糸でベビー服に縫い付けていきますが、裁縫が苦手…と言う人はボンドで貼り付ける方法でも良いと思います。
2、体重分の米を測る
チャック付きのビニール袋に、体重分のお米を入れます。お米はキッチンスケールで測りました。
食品を扱うため衛生面には気をつけてくださいね。
自分の産まれた体重分のお米を持ったときは、何だか感慨深い気持ちになりますよ。
3、ラッピング
お米の入った袋をせっかくなので、綺麗なラッピングバッグに入れます。
お米を入れた袋のチャックをしっかり閉めたことを確認してからラッピングをします。
100円ショップにたくさんの種類のラッピングバッグが販売しているので、ぜひお気に入りのラッピングに包み豪華さを演出しましょう。
4、ベビー服を着せる

ラッピングバッグにベビー服を着せたら完成です。

お好みで造花やリボンなどで可愛くデコレーションしてください。
産まれたときの顔写真をベビー服の首に付けるとよりリアルな赤ちゃんに見えていいかもしれませんね。また、体重米と共にメッセージを添えるのも素敵だと思います。
制作費が1000円弱(お米代含まず)で行えるので、とっても低コストで思い出いっぱいの品が作れます。お米なので食べてしまえば置き場に困りませんし、食べた後のベビー服は飾ることができます。
今でもお互いの実家にはこのベビー服は飾られていますよ。
ベビー服は軽いので、ハンガーにかけてどこにでも飾ることが出来るのが良いですね。
また、この体重米の活用は結婚式の場だけではありません。
赤ちゃんを出産した際の内祝いにも活用することが出来ます。産まれた赤ちゃんの写真と名前を記載し、産まれた体重分のお米を贈るのも良いと思います。
とても簡単で喜ばれる贈り物なので、ぜひ作ってみてくださいね!

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